こんにちは🌞
ビュティーディレクターのりなです。
今回は前回の続きで
ハイドロキノン
について解説していきます！
前回のブログ トレチノインについて↓
- ハイドロキノンとは？
- ハイドロキノンの効果
- ハイドロキノンはトレチノインと併用すると効果的！
- ハイドロキノンによる副作用
- 副作用でシミが濃くなることがある！？
- ハイドロキノンとトレチノインの使用方法
- 治療期間
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ハイドロキノンとは？
ハイドロキノンは、主にシミの改善や予防に用いられる薬です！
シミの原因となるメラニン色素の生産を阻害する働きがあり、
美白効果が期待できます！
市販の化粧品は配合濃度が低いものが多く
ハイドロキノンを低リスクで効果的に使用するには
皮膚医師により処方された医薬品が必要です。
ハイドロキノンの効果
・ニキビ跡の色素沈着
・シミ
ニキビ跡の色素沈着
ハイドロキノンは、ニキビ跡の改善に効果が期待できます！
赤みのあるニキビ跡を放置すると、皮膚にあるメラノサイトが
刺激され、メラニン色素が生成されます。
メラニン色素は色素沈着を引き起こし
シミのような茶色に変化することが多いです。
この茶色いニキビ跡を改善できる見込みがあります。
ただし、同じニキビ跡でも肌がクレーター状になってしまっている
箇所には効果が見込めません。
また、進行中のニキビはかえって症状を悪化させる
可能性があるので、ハイドロキノンの使用は不向きです！
シミ
ハイドロキノンは、シミに対しても改善効果が期待できます！
後天的に発生するシミは、メラニン色素の生成を
阻害するハイドロキノンの働きよって改善・予防が可能です！
⚠️以下の症状には効果が見込めないか、効果が現れるまでに時間を要する可能性があります⚠️
・そばかす
・扁平母斑
・老人性疣贅
そばかすは遺伝的な要因が多く、ハイドロキノンでは
十分に治療できない場合があります。
また扁平母斑や老人性疣贅は、症状にもよりますが
液体窒素やレーザーを使った治療が一般的です。
ハイドロキノンはトレチノインと併用すると効果的！
ハイドロキノンと併用される薬の一つに
【トレチノイン】があります！
ハイドロキノンは単体の使用だと肌への
浸透率が低いですが、トレチノインと併用することで
浸透効果を上げられます！
ハイドロキノンによる副作用
ハイドロキノンは濃度が高いほど強力に作用しますが
同時に副作用のリスクも大きくなります！
・肌の赤み
・白斑
肌の赤み
ハイドロキノンの治療初期には
皮膚に赤みが生じたり、ヒリヒリがある場合があります。
多くの原因は、ハイドロキノンの強い刺激によって
引き起こされる炎症です。
赤みや痛みが強い場合は一旦使用を中止し
氷や保冷剤を用いて冷やしましょう。
治療を続けると肌に耐性ができ、数週間を過ぎた頃から
症状が徐々に低く傾向にあります。
白斑
ハイドロキノンの濃度が高い、もしくは使用期間が長い場合
白斑（肌が白く色抜けすること）
を引き起こす可能性があります。
刺激を受けた結果、細胞自体が失われてしまうためです。
ただし、濃度5％程度までのハイドロキノンで
白斑が発症したとの報告はされていません。
副作用でシミが濃くなることがある！？
ハイドロキノンの使用によってシミが濃くなる可能性はあります！
本来、メラニン色素は紫外線を吸収する大切な役割があります
紫外線に対して無防備な状態と言えます！
紫外線によりかえって患部のシミが濃くなる
可能性もあるため、ハイドロキノンの使用中は
日焼け止めを使用し、紫外線対策に努めることが大切です！
ハイドロキノンとトレチノインの使用方法
トレチノインを患部に塗布
↓10分ほど待つ
トレチノインを患部よりも広めに塗布
詳しくは前回の記事を参考にしてください！
治療期間
【治療開始から〜1,5ヶ月】
ハイドロキノン・トレチノイン併用
【1,5〜3ヶ月】
ハイドロキノンのみ
【3〜5ヶ月】
休薬期間
トレチノイン同様、ハイドロキノンの医薬品ですので
医師に相談することをおすすめしています！
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